葉酸は妊活中から飲まないといけない理由は"守り"にある

妊活中はより妊娠しやすいために、妊娠中はお腹の赤ちゃんがすくすく成長する様にと考え、食事や栄養について調べる人は多いと思います。 「妊娠 食事」と検索してまずでてくるのが「葉酸」です。妊娠中はおろか、妊活中からでも葉酸は取るべきという記事はかなり多く上がってきます。

かくいう私も、葉酸が必要だと思ってベルタ葉酸を買った流れがありますし、しかも、わざわざ厚生労働省が「妊活・妊娠時には葉酸を摂取しましょう!」が呼びかけるくらい。

ここで普通に考えてしまうのが、「葉酸は赤ちゃんの健康にいいの?」「葉酸を飲むと、妊娠の確率の上がるの?」と、葉酸によって、とてつもないメリットがあるのかということ。

そこで、そもそもなぜ葉酸を摂取するべきなのか?またなぜ妊活中から飲まないといけないのか?について調べてみることにしました。

厚生労働省が推奨するなぜ葉酸摂取が必要な理由

まず、調べてみたのは、なぜ厚生労働省がわざわざ葉酸を摂ったほうが良いかを言っている理由。それは大きく分けて2つあるようです。

1.赤ちゃんを守るため葉酸を摂取しないといけない

厚生労働省がリリースしている「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に関わる適切な情報提供の推進について」というリリース内で、「葉酸の代謝物が神経管閉鎖障害の発症機序に関与するという医学的な根拠が示されていること。」と摂取する理由について記載しています。

これが先であげた「赤ちゃんの神経系形成」という効果ですね。 神経閉鎖障害とは脳や脊髄などの重要な神経がふさがってしまい正常に機能しなくなる病気です。いわゆる脳死状態であるため死産や流産になってしまうことから、お腹の赤ちゃんを守る為に、葉酸の摂取を推奨しているんですね。

2.食事をきちんと摂る人と取らない人の差が大きくなったため国を挙げて推奨している

「日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、一般女性の1日の葉酸摂取量は240μg、妊婦の推奨摂取量は480μgと報告されています。妊婦さんの摂取量が多いのは先ほどあげた「赤ちゃんを守る」という理由からですね。

これを食事から摂取しようと思うと、葉酸が豊富なブロッコリーでもまるまる12房毎日食べないと摂取できないです。この時点でもう無理ですよね。 まだ欧米の食事が日本に入ってくる前の時代であれば、和食中心の食事だったため、今より少しは多くの葉酸を食事から摂取できていたかと思います。

しかし、最近では食の欧米化に伴い偏食する人や、そもそもご飯をあまり食べない人などが出てきたため、国を挙げて警告をしているということですね。

なぜ生まれる前の妊活中から葉酸を摂取しないといけない??

では、お腹の赤ちゃんを守るために葉酸を摂取するのであれば、わざわざ妊活中から飲まなくても、妊娠してから葉酸を摂取すればいいのではと思いますよね。 私も疑問に思い調べてみたのですが、先ほど書いた厚生労働省のリリース内にさらにこんな内容が。

“先天異常の多くは妊娠直後から妊娠10週以前に発生しており、特に中枢神経系は妊娠7週未満に発生することが知られている。このため、多くの妊婦が妊娠してまたは妊娠の疑いを持って産婦人科の外来に訪れてからの対応では遅いと考えられることから、多くの研究報告と諸外国の対応では、葉酸の摂取時期を少なくとも妊娠の1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月までとしている。”

要するに、先天異常のリスクは7週未満に発生しているのに、妊娠に気づくのは病院に行ってから。だいたい4週目~5週目くらいでしょうか。そこから、あわてて葉酸を飲み始めても既に遅いので、まだ生まれていない妊活をしている時点から継続的に葉酸を飲んで予防しましょうということですね。

それ以外も葉酸の造血効果によって血流がよくなるので着床する確率が上がると言われていたり、細胞増殖効果によって子宮膜を強化し着床する確率があがったりと妊娠する確率を上げる意味でも、妊活時にも葉酸を飲まないといけないといえます。

葉酸で妊娠の確率が上がるのか?までの過度な期待はできない

厚生労働省が薦めている理由には、一般に栄養素からイメージできそうな「摂れば良くなる」ということよりも、将来やってくるリスクを低減するという守りの理由があることがわかりました。では、それ以外に妊活そのものへの効果があれば、もっとしっかりと葉酸を摂りたい!という意欲も湧いてきますよね!それをいろいろなサイトで調べてみると…

  • 葉酸の造血効果によって血流が良くなるので着床する確率が上がる
  • 細胞増殖効果によって子宮膜を強化し着床する確率が上がる、赤ちゃんには正常な発育を助ける効果

といったことがあるようです。事実とすればこれは妊活にとってなくてはならない栄養素であることは確定ですよね!

ただ、この効果、では医学的に確実に根拠があるのか?といえばそうではないみたいです。。
そもそも葉酸は、体内にある血液はもちろん、細胞やタンパク質を作る際には必ず必要となる栄養素です。足りていないと、貧血の元になるどころか、妊娠中だと細胞分裂が活発な赤ちゃんにもマイナスになってしまいますね。

だからといって、たくさん摂れば、薬のようにプラスの効果があるわけではなく、そもそも体を維持していくのに必要な栄養素だから、その効果も妊活以外にさまざまにあるので、摂っていて当たり前という感覚が近いでしょうか...?

着床率が上がるというのも、そもそも必須栄養素が足りていない状態に比べれば足りているほうがそれは確率として高いのは間違いないのですが、確率が極端に上がるというわけではないようです。

継続的に摂取しなければいけない栄養素だけれども、飲んだからといって、特別に確率が上がるわけでもなく、上がったという確実な研究データもないので、あまり過度な期待はしないほうが良いようです。

葉酸と共にビタミンB12を摂るとさらにリスクが軽減できる

では、守りのためにひたすら葉酸だけを重視して多めに摂ればいいのか?といえばこれもNG。
実は葉酸を体内に取り込んだ時に吸収率を高める成分があります。それがビタミンB12です。

ビタミンB12は葉酸と同じビタミンB群(葉酸は別名ビタミンB9)で、赤血球の量を増やし血の量を増やす造血効果があると言われています。不足していると、貧血などの欠乏症になるといわれています。この効果は葉酸と同じですね。

さらに葉酸とビタミンB12は、その働きが似ていることから相互に補完し合う関係にあるそうで、葉酸を通常通り摂取していても、ビタミンB12が不足していれば、葉酸の体内の働きに支障がでて、結局神経管閉鎖障害の発症リスクが上がってしまうのだそう。

日本人の食事摂取基準によると、推奨摂取量は一般女性で2μg、妊娠中だと2.8μg必要とされています。葉酸の400μgに比べればはるかに少なく、ベルタ葉酸はじめ、他の葉酸サプリメントにもだいたいセットで入っているので、サプリから摂るならばあまり心配しなくて良いですが、食品から摂る場合は、あさりやバイ貝などの貝類に多く含まれているそうなので、毎日と言わず意識して摂ったほうが良さそうですね。

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